最近「腸内フローラ」という言葉をよく耳にすると思う。腸内フローラを簡単に説明すると、腸には細菌が数百兆おり、その細菌がグループごとに腸の壁面に張り付いている。それを顕微鏡で見るとお花畑(flora)に見えるところからきている。腸内環境という言葉もよく聞くが、腸内環境は腸内フローラの状態がどうなのかということ。腸内フローラを整える。または腸内環境を整える。結局どちらも意味合いとしては同じだからどちらの言葉を使っても問題無いだろう。

腸内フローラの状態は便で見極める。

昔から健康状態は便の形、色やニオイで判断されてきた。この判断は未だに赤ちゃんの健康状態の判別によく使われているが、便秘の時には、この判断方法が腸内フローラの状態を見極めることができる。

腸内フローラが正常な状態(善玉2悪玉1日和見菌7)の便
・色・・・黄から茶色
・形・・・バナナ
・固さ・・・水分を含んでいるやわらかさ
・ニオイ・・・ほとんどない

これはあくまでも理想な便の状態。もう少し妥協するならば固すぎず柔らかすぎずといったところだろうか。

この状態に持っていくためには食生活はもちろんのこと、生活状況も大いに関係してくるのは言うまでもないが・・・

腸内フローラの健康状態の見極め方はだいたいお分かりいただけただろうか。

ここで補足だが、便秘とは無縁の人は腸内フローラが健康な状態なのかと言えばそうでもない。本当に完璧な腸内フローラバランスにしたいのであれば食生活をガラリと変え、日常生活も規則正しくしなければ不可能だろう。

それだけ理想なバランス状態にすることは難しいのだ。理想な腸状態を作るのはとても重要。ただ便秘のために食生活や日常生活を犠牲にすることは気が滅入る。話は矛盾するかもしれないが、ある程度の妥協は必要だと考える。便秘にならないように今より少し気を付けるぐらいで良いだろう。
話は変わり、便秘の人に限ったことではないが、今まで「どのくらいの量を1日に出すべきなのか」と気になったことはあるだろうか。量にして1日200gほど、ものに例えるならテニスボールより少し大きいぐらい。そして驚くかもしれないが毎日出なければ便秘であることは間違いである。残便感がなくスッキリすれば3日に1度でもなんら問題ないのだ。この点は知っておいて損はない情報であろう。