便秘を解消するには食物繊維が必要です。食物繊維を豊富に含んでいる食品が果物です。食物繊維には不溶性と水溶性がありますが、果物は水溶性食物繊維を多く含んでいます。水溶性食物繊維は水分を吸って便を柔らかくしたり、腸内の善玉菌のエサになって善玉菌を増やす働きがあります。
どんな果物でも便秘解消効果がありますが、特に便秘によい果物があります。どんな果物が便秘によいのでしょうか。

●リンゴ
リンゴにはペクチンという食物繊維が豊富に含まれています。ペクチンはジャムやゼリーなどの粘度を高めるためにも使用されています。
1日1個のリンゴは医者いらずといわれていますが、ペクチンもその効果の要因の1つです。ペクチンには便秘を解消するだけでなく、コレステロールを下げる、血糖値の上昇を抑制する働きもあります。
ペクチンは皮の付近に多く含まれているので皮ごと食べましょう。固くて苦手という方はすりおろすと食べやすくなります。ペクチンは加熱すると増えるので、ホットリンゴにして食べるのがおすすめです。

●バナナ
バナナは100gあたり1.5gの食物繊維を含む食物繊維が豊富な果物です。豆類や根菜などに比べると少ないですが、果物の中では多い方です。豆や根菜などをたくさん食べるのは大変ですが、バナナなら手軽に食べられるため、たくさんの食物繊維を摂りやすい食材です。
便秘解消を期待するなら青いバナナがおすすめです。青いバナナには難消化性でんぷんという食物繊維のように働く成分が含まれています。茶色いぽつぽつが出て熟してくると、難消化性でんぷんは糖分に変わってしまいます。
オリゴ糖が豊富なことも便秘によい理由です。オリゴ糖は消化酵素で分解されず大腸に届き、腸内の善玉菌のエサになります。

●アボカド
アボカドは100gあたり5,3gもの食物繊維を含んでいます。少し小さめのアボカドで100gちょっとなので、1個食べるだけでたっぷりの食物繊維を摂ることができます。
ダイエットのために油抜きをして便秘になった経験がありませんか。油抜きをすると便がパサパサになって滑りが悪くなり、排便しにくくなります。アボカドは森のバターといわれており、脂肪分を豊富に含んでいます。豊富な脂肪分が便の滑りをよくして便通を促します。

この他にもさまざまな果物に便秘解消効果があります。いろいろな食品を食べることで腸内の善玉菌が元気になります。スムージーや間食などでたっぷりと果物を食べて便秘を解消しましょう。