子供のころから姿勢が悪くて、しょっちゅう親に注意されてきました。しかし、体の姿勢に深く関わりのある筋肉(腹筋や背筋)が劣っているからでしょうか、注意された瞬間は背筋をピンと伸ばすのですが、数分、いや極端な話数秒で元の姿勢に戻ってしまうのです。

自分でも姿勢の悪さには、ほとほと嫌気がさしていて、なんというかすごく疲れやすい気がするんですよね。疲れやすいというのは何も体力的なことにとどまらず、精神的な、つまり集中力ややる気のようなところへも影響が出ているんです。なので、高校、大学の受験勉強はかなり苦労させられました。

とまあ、このように姿勢というのは精神に少なからず作用していると思われるのですが、それをまざまざと実感させられるのが便秘です。実は、10代の頃から、ちょくちょく便秘に悩まされていて、それは社会人になってから、より顕著になったように思います。というのも、仕事柄デスクワークを長時間求められるのですが、これが原因なのでしょう。腰、背中、お尻、お腹のあたりに何とも言えない嫌~な感覚が常にまとわりついているのです。それは膨満感や胃痛、冷えといった症状であり、これによって気分も全く優れません。となると、やはり私の便秘のそもそもの原因は姿勢の悪さにあるような気がしてなりません。

ということで、そこ(姿勢の悪さと便秘の関わり)に目を付けた私は、前々から興味のあったヨガを始めることとなったのです。普段時間に追われながら、せかせかした生活を送っている中でのヨガは本当に心を落ち着かせてくれます。また、胸式呼吸と腹式呼吸という全く違った呼吸法が存在することにも驚かされました。というのも、普段デスクワークを長時間こなしているため、私は完全に胸式呼吸に陥っていたのです。座った状態での作業なので肩に力は入りっぱなし。しかも猫背状態のため、自然と体の上の方だけでの質の悪い呼吸が体に染みついてしまっていたんですね。そんななか、この胸式呼吸を腹式呼吸に変えたところ、未だかつてない深い呼吸が実践できるようになっていったんです。また、一呼吸一呼吸に意識をしながらゆったりとした動作を続けるうちに、体の内側の筋肉が鍛えられ、徐々に悪かった姿勢が補正されていきました。左右の肩の高さ、骨盤の高さ、顔のゆがみ、足の開き、などなど体中のゆがみが補正された結果、いつの間にか便秘は解消していました。

多分、体の歪みやねじれが、スムーズな排便に悪影響を及ぼしていたのではないでしょうか。体の各部位が本来あるべきところへ戻った結果、便秘解消に加え、集中力ややる気が持続するようになりましたし、見た目もすごく健康的になりました。便秘には様々な要因が考えられますが、私のように、姿勢の悪さに身に覚えのあるかたは一度ヨガを取り入れてみてはいかがでしょうか。