便秘は女性だけがなるものだと思っていませんか?

たしかに、便秘は冷え性だったり、トイレを我慢したり、恥ずかしいから自宅以外のトイレには行きたくないといった女性特有の事が多く、これらが便秘の引き金にもなっています。このことから便秘というと圧倒的に女性が多い現実があります。

しかし、これらの女性特有の行動を抜きにしてみると、男性も便秘に悩む人の割合が意外に多いことが分かります。便秘は性格に大きく影響しているからです。

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さらに便秘外来を開設して20年になる小林弘幸先生が診察してきた患者さんは「○○な性格の方」がとても多いとおっしゃっているほど。

便秘になりやすい5つの性格

  1. 真面目過ぎる人
  2. 努力家
  3. ストレスに弱い
  4. 神経質
  5. 心配性

これらの性格を持ち合わせている人は自律神経が安定しないために交感神経が優位になりやすい人です。

例えば旅行にいくと便秘になるのは環境の変化に体が緊張して自律神経が不安定になるからで、それだけ神経は腸のぜん動運動(腸が収縮する運動)に大きな影響を与えています。便秘にならないためには自律神経のバランスが安定していることが必須となってきます。

自律神経とは?

自律神経という言葉を知っている方はほとんどですが、具体的なことを知っている方はそれほど多くありません。自律神経は「交感神経」「副交感神経」のふたつの神経を言います。

この神経は実に上手く出来ていて決して2つが同じ位動きをすることがありません。片方が上がっていればもう片方は下がるというように常にバランスを取りながら働いています。

 

理想な自律神経バランスsinkei

腸のぜん動運動に関わる神経は?

結論から言うと腸のぜん動運動が活発するのは「副交感神経」が上がっている時です。上がっている時というのは心身ともにリラックスしている状態のことです。

上記の自律神経の動きからも分かる通り、夜12時に向かって副交感神経が上がってきます。これはバランスが良い一番ベストな状態。

自律神経の波に生活リズムも合わせると、寝ている間に腸がよく動いてくれて朝の排便に向けて準備万端になり、朝の排便はとても容易に済ますことができます。
これを踏まえると、規則正しい生活が大事と言われるのがよく分かりませんか?

 

先ほど便秘になりやすい性格を5つ挙げました。これらの性格はリラックスモードの「副交感神経」をなかなか優位にすることができないから便秘になりやすいのです。

 

便秘になりやすいの人の神経バランス

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活動モードの交感神経が夜になってもなかなか下がらない。副交感神経が思うように上がらずリラックスができない。

ちなみに・・・
副交感神経ばかりが優位な人

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性格は対照的で楽天的な方。便秘にはなりにくいが、日中ボーっとしたり、だるさを強く感じたりする。最悪の場合ウツの可能性も。

便秘と性格の関係まとめ

性格によって便秘になりやすい、なりにくいはあるものの、なるべく夜12時には寝付けるような生活をすることが大事。

寝付けそうにないなら、寝る30分前ぐらいに、アロマや自分にとって心地よい音楽を聞いたりと、いくらでも方法はあります。規則正しい生活は自律神経の波を合わせることにも繋がります。

夜に腸が活発に動いて朝排便。そんな理想の状態に近づけるためにも規則正しい生活を習慣づけていきましょう。